2009年12月31日木曜日

台湾滞在記その4







第4日目は宿泊先、新竹市で過ごそうと決めていました。・・といっても観光名所とかがあるという噂もきかず、ネットで調べてみると、どうやらビーフン(米粉)で有名らしくて、そのビーフン工場を見学できるらしいと書き込みを見つけました。住所を紙に書いて、タクシーの運転手さんに差し出してみました。こんなところにいくの?というようなけげんな顔をされましたが、着いてみて納得。とてもディープな下町といった感じのところでした。東徳成米粉工廠という工場で中をのぞくとご主人が出ていらっしゃって、ビーフンの作る流れを一通り見せてくださいました。書き込みでは熱々のビーフンを食べさせてもらえると書いていたので、食べたいんですけどってジェスチャーで伝えてみると困った顔をして、首を振りました。だめなのかぁと思っているとご主人と奥さんが何か相談を始めて、私をバイクに乗せて(台湾はバイクに何人でも乗れるらしい)どこかに連れていきました。着いてみると、どうやら屋台でビーフンを食べさせてくれるところらしく、私はおなかがすいていたこともあって、期待してみると、どうやらお休みのようでお店はやっていませんでした。次にバイクで連れて行かれたのは普通の家でした。???と思っていると、中からお爺さんが一人、出ていらっしゃいました。「今は小さなお祭りの期間でお店はどこもお休みなんです。」とお爺さん。おぉ、日本語が話せるんですね!私は嬉しくて、色々質問しました。そのお爺さん、85歳だそうです。やはり、戦時中に日本学校に通っていたそうです。彼は英語も話せました。戦後に進駐軍から習ったそうです。85歳になっても日本語、英語を自在に操ることができるなんて、すごいですね。その後は頂好超市(ウェルカムスーパー)へ。台湾中にチェーン店を持つ庶民的なスーパーです。ここでは、台湾ならではのものがたくさん売ってました。調味料もいろんなものがありましたし、フルーツなんかではドリアンとかがカットされて売ってました。パイナップルケーキも小分けで安く買えます。買い物したものをいれるビニール袋はいるかいらないか聞かれて、いると答えると1枚2元かかりました。そのかわり、かなり立派なビニール袋でした!お腹がぺこぺこになっていた私でしたが、どんな店でもいいかというわけにもいかず、かといってガイドに載っているお店があるような地域でもなかったので、どうしよう・・と困っているときに、OLっぽい女の子たちが何人か並んでいる店を見つけました。お世辞にもきれいな店構えとはいえない、キッチンと屋台のお店でしたが、思い切って入りました。新竹の名産、ビーフンと貢丸湯を頼みました。そのビーフン、たっぷり野菜とお肉が入っていて、おいすぃ~ではありませんか!お腹がすいていたこともあって、感激!きっと新竹のおふくろの味なんだろうなぁとか思っていると、お店の女性が話しかけてきました。彼女とは片言の英語と筆談で色々お話したのですが、驚いたことに来年の1月に北海道の雪祭りに行くということでした。携帯電話の中にある金沢の兼六園にいったときの写真を私に見せてくれました。雪が大好きなその女性は温泉も楽しみらしいです。その女性がたまたまなのかもしれませんが、台湾の方は旅行が好きなのかなぁとか、日本が好きみたいで嬉しいなとか色々思いをめぐらせてるうちに、時間があっとたってしまい、その店を後にしました。このお店の名前は怡秀 小吃店(新竹市中正路200號 03-5254347)。新竹に行くことがある方は是非行ってみてください!新竹駅(台鉄)から車で10分ぐらいのところです。
第5日目は日本に帰国する日です。

2009年12月30日水曜日

台湾滞在記その3











第3日目はダーリンがお仕事のため、私一人で台北へ。少し早起きをして、朝食を台北で食べました。台湾っ子の定番朝食メニュー、豆漿(豆乳スープ)を食べに永和豆漿大王へ。MRT科技大樓駅あるいは大安駅から徒歩3分。豆漿は何もいわなければ、砂糖をいれて甘いものが出されるので、私は砂糖なしにしてもらいました。なんと15元(約45円)!一緒にちまきも。地元の人っぽい人が同じようなメニューを食べているのを見ると、豆漿におにぎりをひたして食べてました。パワフルな台湾の方がさっぱりとした豆漿で一日を始めるなんて意外な感じでした。その後は故宮博物院へ。MRT士林駅からバスに乗るのですがその時、私は日本と同じ感覚で小銭を持ち合わせず乗ってしまいました。目的のバス停について、降りるときに両替ができないことがわかり、100元札を握り締めて困っていると、どこからともなく台湾人のお年寄りの方がやってきて、なんと私の分を代わりに払ってくださったのです。私は「謝謝」と何度もいうと、流暢な日本語で「故宮博物院は初めてですか?」と聞いていらっしゃいました。「はい。あなたは何度目ですか?」と聞くと笑いながら「何千回も・・」と答えられました。そして、故宮博物院の入り口に入るまで、彼が伊豆の踊り子や我輩は猫であるを読みましたという話や日本に来たことがあるということなどを話してくださいました。故宮博物院はとにかく広いです。全部丁寧に見て回るにはとても時間が足りないので、紀元前などのものは流して、唐と清の時代のものをゆっくり見てまわりました。有名な翠玉白菜はきれいだったし、肉形石も本物の豚の角煮にそっくりで(毛穴まで表現してありました!)はぁ~と感心しましたが、私の一番のお気に入りにになったのは唐の時代の白瓷双龍耳瓶というもの。水を飲む2匹の龍が双耳になっていて素敵で、色もただの白ではなくて、なんともいえない風味のあるアイボリーなかんじでした。ギリシャ陶器の影響を受けているんだそうです。故宮博物院で文化に親しんだ後は、ティータイム。東方美人と豆花をオーダー。この豆花が美味しかった!この後は、急いで国立歴史博物館へ。ゴッホ展(台湾ではゴッホのことを梵谷と書きます)をしているのをネットでチェックしてたのです。国立歴史博物館はMRT小南門駅から徒歩5分。植物園の中を通り抜けました。ゴッホ展は予想以上の混みようで台湾でのゴッホの人気振りがうかがえました。初期のdrawingが多かったですが、後半はお待ちかねのpainting が登場!色合いがとてもきれい!実際に見てみると絵の具の盛り上がっている感じもわかって、立体的な感じも楽しめます。ここでもお気に入りの絵を見つけましたがそれがどれかは秘密です^^もちろんポストカードも買っちゃいました。ゴッホ展を後に新竹のホテルへ帰りました。
第4日目は新竹で過ごします。

2009年12月29日火曜日

台湾滞在記その2






















第2日目も台北に出かけました。まず台北で最もポピュラーな中華麺、牛肉麺(ニョウロゥメン)が美味しいと評判のお店に。MRT中正紀念堂駅から徒歩10分ぐらいの金華街というところにある廖家牛肉麺。お店の近くまでいくと、長~い行列が見えてきました。一番最後尾に並んで、お店の場所の確認や注文するときにニョウロゥメンとちゃんと発音できるようにダーリンと練習していると、すぐ前に並んでいた私たちと同じぐらいの年齢のご夫婦とお子さんがその様子を見て少し笑っていました。お店の前まで来たときにそのご夫婦の旦那さんが「Are you Japanese?」と聞いてきました。そして英語でこの店に来るのは初めてかとまた質問。「そうです。美味しいですか?」とこちらも質問。すると奥さんも英語が話せて「とてもおいしいわよ。私たち家族で頻繁にくるのよ。」と教えてくれました。地元の人のお勧めだったら間違いないでしょ!と楽しみに注文。テーブルに着く前に小皿のおかずは厨房の横で自分でオーダーする形だったので、さきほどの旦那さんがお勧めのおかずを注文してくれました。彼は片言の日本語も話せて、親切な方でした。テーブルでは牛肉麺を注文。この牛肉麺、思っていたよりもスープはあっさりめで、牛肉はすごくやわらかく、味がしみこんでいてとても美味しかったです。ダーリンがこれを食べるまでに色んな牛肉麺を食べてきたけどここのはダントツ1番美味しいとのこと。廖家牛肉麺をあとにして、せっかく近くまできたのだからと中正紀念堂まで行ってみる。蒋介石のブロンズ像の前では手を合わせて礼をする台湾人も多く、蒋介石が台湾では敬われている存在なんだなぁと実感。ちょうど衛兵の交代に立ち会うことができて、シャッターチャンス!そして、バスで永康街へ。OLや若い女の子に人気のスポットらしいです。ここで外せないのがかぎ氷のお店、冰館(ピンクヮン)。ただのカキ氷ではありません。た~っぷりのフルーツがのってます。マンゴーが有名のようですがマンゴーのない季節(10~3月)だったので、他のフルーツのものを頼みました。イチゴ、キュウイ、マンゴーのゼリーがたっぷりのって練乳もたっぷりかかってました。フレッシュフルーツをたくさん食べられて満足、満足。
夕方からは士林夜市へ。色んな屋台が軒を連れねてとても活気がありました。私は迷った末に臭豆腐に挑戦。はまる人もいるらしいけど、私はダメでした。ひとかたまりでギブアップ。臭いんです。後、夜市で面白いものを見つけたのが、色とりどりのマスク。インフルエンザで需要が高まったからか、そうではなく冬には毎年売り出しているのかどうかはわかりませんが、色んな色、柄のものがあって、ちょっと日本ではお見かけしないかんじなので思わずシャッターを切りました。
帰りは台北から新竹まで台湾高速鉄道(THSR、台湾新幹線)に乗って帰りました。日本の技術が導入されているらしいです。とても静かで揺れも少なかったです。台北―新竹間が約30分。はや~い!
第3日目はグルメだけでなく、ちょっと文化的な1日です。

2009年12月28日月曜日

台湾滞在記その1




19日。お昼過ぎに台湾桃園国際空港に到着。(2006年に改名。それまでは中正国際空港)日本との時差は1時間。空港に着いた途端に目に飛び込んでくる看板やサインは漢字、漢字、漢字!台湾に来たんだ~!と実感。到着口でダーリンと合流。沖縄より南にあるんだから南国で暖かいんだろうなぁと期待していたら、とんでもない!寒いではありませんか!「最近まで暖かかったんだけど・・」とダーリン。リムジンバスに乗って台北市内に。車は右側通行で左ハンドルです。日本車が本当に多かったです。まず地下鉄(MRT)にのって点心で有名なお店、鼎泰豊(ディンタイフォン)に。本店ではなく復興店へ。復興店は太平洋そごうの中にあってMRT忠孝復興駅とはつながっています。40分ほど並んでる間も太平洋そごうの中をウロウロ興味津津。日系のデパートということでモロゾフとかもあったりして、日本の商品が充実していて台湾にいる感じがしませんでした。鼎泰豊、日本にも京都の高島屋などにあり、食べにいったことがありますが、本場はもちろん初めて!小籠包とかにみそ入りの小籠包、エビしゅうまい、空芯菜などを頼みました。小籠包は生姜の千切りと一緒にいただくのです。薄い皮が破れるとその中から肉汁が出てきて、あっつ、あっつ!と食べるのですが、本当においしかったです。いくらでも食べれそうなくらい美味しかったです。空芯菜はニンニクの風味一杯でかなりいけてました。ダーリンいわく空芯菜をニンニクとこのようにいためて食べるのは台湾だけでなくアジア各国でも出てくるお料理なのだそうです。お腹を満たしたところで台北101へ。MRT市政府駅から無料シャトルバスが出てます。このエリアは再開発が進む地域らしくて、新しいビルがたくさん建っていました。台北101は完成当時は世界一の高さの超高層ビルだったそうです。(今はドバイに世界一のものがあるそうです。)高さはなんと509.2m! Wow! 1-5階はショッピング街になっておりエルメス、シャネル、グッチ、カルバンクラインといった一流ブランドが並んでました。5階から89階の屋内展望台へはエレベータでなんと37秒。東芝製のエレベータで高速であるだけでなく搭乗者の耳詰まりを軽減のために気圧制御装置、振動制御装置などがついているそうです。残念ながらその日は天候が悪く屋外展望台へは行けませんでした。帰りに地下にあるスーパー、Jason's Market Placeによりました。台湾ビールなど台湾ならではのものもありましたが輸入品が充実しているスーパーらしく、結局ここではJELL-O(アメリカのゼリーの粉末)とジュースを買っただけでした。関空発台北行きの朝一のフライトに乗るために朝4時に家を出た私はこの時点で疲れてしまい、宿泊先のホテルに向かうことに。宿泊先はダーリンの仕事の都合で新竹市でした。台湾のシリコンバレーといわれているところです。台北からは高速バスで1時間ちょっと。私は台湾の新竹市と台北市か行ってないのですが、公共交通機関が本当に充実してます。地下鉄は最低料金20元(約60円)から乗れますし、市バスにいたっては15元!(約45円)新竹から台北までの高速バスは130元(約390円)。後ほど書きますが台湾新幹線(THSR)でも台北―新竹間で250元(約750円)でTHSRの新竹駅から在来線の新竹駅までは無料シャトルバスが出てます。しかも地下鉄や市バス、台湾新幹線については待ち時間がそんなにありませんでした。そんなわけで台湾を旅行されたいと思っている方、公共交通機関を使いこなすと安くすみますよ。
私たちはホテルに向かうバスの中で気づかなかったのですが、このとき、震度4の地震があったそうです。日本でもニュースになっていたらしいです。何も被害がなくてよかったです。
この日は第一日目らしく、台湾の真新しい景色にどきどきして過ごした一日でした。台北の街は予想以上に発展している街でした。第2日目はまたもや台北探検です。

2009年12月25日金曜日

Merry Christmas!!


19~23日まで台湾に行ってました。台湾でもクリスマスのイルミネーションやデコレーションがされていました。台湾の滞在については後ほど書くとして、今日はとりあえず皆さんにMerry Christmas!!(もうイブは終わってしまいましたが・・。)

写真はアメリカのホストファミリーから送られてきたクリスマスカード。ほのぼのとしたクリスマスシーズンの絵がなごみます。

2009年12月10日木曜日

Christmas Season


ハービスエントで見かけたクリスマスツリー。思わず見とれてしまいました。毎日、クリスマスソングを流しながら晩御飯を作っています^^

2009年12月9日水曜日

おたんじょう日プレゼント




姉が「お誕生日プレゼント、何が欲しい?」と私に聞いてきてくれました。私のおたんじょう日は9月。その時、姉は体調を崩してました。今、元気になって、一緒に梅田にでかけることができたので、私は以前から欲しかったものと街角を歩いていて欲しくなったものを見つけて、姉におねだりしました。以前から欲しかったものはイッタラ(iittala)のアイノアアルトタンブラーのターコイズブルー。北欧のデザインらしくシンプルで機能的。凹凸が手が滑すべらせるのを防ぎます。丈夫で食器洗い乾燥機もOK。70年以上も愛されてきたデザインということです。お店で見つけて衝動的に欲しくなったのが箸置き。四つ葉のクローバーの上にちぃさな天道虫がのっかってます。(写真がぼけてしまいスイマセン。)かわいぃ!一目ぼれ。
お姉ちゃん、どうもありがとう。大切に使わせていただきます^^

2009年12月8日火曜日

レトロで贅沢なひととき

この前の土曜の夜は両親と姉夫婦と私で中央電気倶楽部で母の誕生日のお食事会。ダーリンはお仕事でこれませんでした。堂島のど真ん中にあるこの建物、大正時代に建てられた洋風建築物でレトロな感じがとても素敵でした。レトロなのは外観だけではなく、部屋の造り、装飾、食器にいたるまでレトロ!フォークやスプーンやナイフも磨き続けられてきた感が一杯で感心。スープも最近おしゃれなカフェで出てくるようなポタージュではなく、透き通ったコンソメスープ。どれだけの手間がかかっているんだろう・・!とこれまた感心。鰆のグラタン風に焼いたものや、フィレステーキのでデミグラスソースもとても丁寧に調理されているように感じました。デザートが私の大好きなラズベリーのムースだったので最後までテンションが上がりっぱなし!レトロで贅沢なひとときでした^^

2009年12月3日木曜日

新装Rustic







去年、10月にご紹介したCafe & 雑貨屋さん、Rusticが守山公園の横から姿を消して、閉店してしまったのかなぁと残念がっていたら、何と守山銀座商店街の中に移転されていたことがわかり、先日訪れてみました。真新しい玄関を開けると、そこは懐かしい素朴なRusticの空間でした。お店の方に伺ってみると10月23日にリニューアルオープンされたとのこと。RusticのHPを見せていただいた際にのぞいたtomoさんのブログ、興味深く読ませていただきました。守山にこういう空間があるのは嬉しいな。
一番下の写真はINOBUNで見かけたカエルのぬいぐるみ。ちょっと、セサミストリートのカーミットに似てる?か~わいいっ♪