西国三十三カ所巡りを始めた私。両親と善峰寺を訪れました。大阪と京都の境目にある山の中にあるこのお寺。初めて訪れました。驚くほど素敵なお寺でした。紅葉の季節が始まったばかりというかんじで、赤くなり始めた木々を見ていると、心が温かくなるような気がしました。このお寺からの景色は京都の街を一望できる美しい展望でした。感動です！お寺の境内は綺麗に手入れが行き届いていてとても気持ちが澄むようです。お気に入りのお寺が増えました。＾＾
ダーリンと滋賀県立近代美術館の生誕100年特別展 白洲正子 神と仏、自然への祈り を訪れました。以前は白洲正子さんより白洲次郎さんに興味があったのですが、白洲正子さんが近江を愛したということを聞いて、近江のことをもっと知ることができるかなと、最近『近江山河抄』を読んでいたら丁度この特別展を見つけて行ってみることにしました。白洲正子さんが書いた随筆にふれつつ、その中に登場する神・仏像・絵画、骨董などが展示されてました。特に十一面観音がたくさん展示されてました。意外だったのが、白洲正子さんがいつも部屋に生活をともにしていた十一面観音などはすごく素朴な感じでどちらかというと「洗練された」感じというよりかは「うぶな」感じのする仏像でした。白洲正子さんの個人的な持ち物、（勾玉など）も少しでしたが展示されていて興味深かったです。江戸時代の竹生島の絵画を見ると今の竹生島とあまり変わらない様子がわかって驚きました。『西国巡礼』も読んでみたいと思います。
常設展にも立ち寄りましたがなんといっても小倉遊亀さんの愛らしい絵画が印象てきでした。
帰りに美術館のそばにある夕照庵（せきしょうあん）という庵で和菓子とお抹茶が楽しめるということだったので、ダーリンと日本庭園を眺めながら一服いただきました。和菓子が『もみじきんとん』ということで見た目にもお味もおいしかったです。風流な一時でした。＾＾
