2009年4月26日日曜日

熊野古道ツアー


4月17~18日にかけて母と姉と一緒に熊野古道に行ってきました。母は去年から月1回開催される熊野古道ツアーのシリーズに参加していて今回のツアーが13回目の最終回です。今回は熊野古道の中辺路の小広王子休憩所から発心門・熊野本宮大社までのコースでした。私と姉は今回だけの参加で熊野古道を歩くのは初めてでとても楽しみにしていました。ツアーの参加された方はほとんどが50代から60代というかんじで私が最年少でした。みなさん、大人で(!)和気あいあいと楽しく歩きました。1日目は峠を3つ越えたりかなりハードな道のりでびっくりしましたがみなさんが当然という感じで歩かれているので、がんばってついていきました。世界遺産に登録されてさぞかし賑やかなのでは・・と思っていましたがそんなことはありませんでしたし、季節的にも歩きやすい気候でした。山登りをしていると小さい時に山歩きしたことを思い出して懐かしかったです。小鳥のさえずりが聞こえてきたり、まだ所々に山桜が残っていて美しかったです。泊まり先は南紀勝浦で、海のすぐそばにたたずむ温泉旅館でした。たくさん歩いた後の温泉はたまりません!露天風呂からは海がすぐそばに見えて絶景でした。二日目は那智の滝と熊野速玉大社を午前中に訪れました。那智の滝では癒されたというか浄化されたというかすっきりした気分になりました。また、熊野那智大社にあった古い大きなくすのきがはらはらと葉っぱを落とす姿が何か語りかけられているようで感動しました。靴擦れでとても痛かったのですが昔のひとが熊野古道の途中で行き倒れになって塚にまつってあるのをみていると靴擦れであきらめられないとがんばりました。熊野本宮大社についたときには何ともいえない達成感でした。お土産には珍重庵の「もうで餅」をかって帰りました。体力的にはきつかったけど気持ちがすっきりした旅でした。

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