2010年8月8日日曜日

借りぐらしのアリエッティ

ダーリンと宮崎映画に行くのは二人の楽しみのひとつです。昨日はダーリンと『借りぐらしのアリエッティ』を見にいってきました。宮崎映画といっても今回の監督は若干37歳の米林宏昌。宮崎駿がもっとも信頼を寄せるアニメーターらしいです。宮崎駿は企画・脚本だそうです。
ストーリーは重い心臓の病気を患う少年と人間の家の床下で借りぐらしをしている小人の少女、アリエッティの交流を中心に描かれています。小人の日常生活の描き方がさすが想像力たっぷりに表現されていて、すぐに映画に引き込まれました。少年がアリエッティに「君たちは滅びゆく種族なんだよ。」と言い放つシーンはひえ~!何てこと言うんだ?!と思いましたがアリエッティは涙を浮かべながらも「私たちは、そう簡単に滅びたりしないわ!」と言い返します。そんな本気のアリエッティに少年は「死ぬのは僕の方だ。」と心臓の病の手術を控えていることを打ち明けます。ストーリーの展開はここで書くのは控えますが、私的には面白い映画だと思いました。音楽はケルティッシュ風にアレンジされたセシル・コルペルというフランス人の音楽らしく、透明感のある美しい歌声でした。
みなさんにお勧めとは自信もって言えませんが少なくとも宮崎ファンには楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。

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